木の家の豆知識を紹介！

構造耐力上主要な部分に木材を使っている木の家

木の家の住宅を建築したい場合は、どのようなことに気をつけたら良いでしょうか。
木の家に住みたいならば、構造上耐久力がある木材を使用していることがとても大事になります。
その理由の1つは、まず大きな地震が発生する可能性があるからです。
以前は、日本の中でも地震が発生しやすいところとあまり発生しにくいところがあると言われていました。
確かに過去のデータをとると、福井県や長崎県などはあまり揺れが発生しない所として知られています。
しかし熊本県等の状況を見ると日本全国どこで大きな揺れが発生してもおかしくないと言われているほどです。
そのため、どこで住宅を建築した場合でも耐久力の高い木材を使っていることが大事になるでしょう。
もう一つ重要な理由は、その住宅の耐久力は重要だそうです。
これは、自然災害が発生するかどうかとは別に、単純にその建物が建築されてからそれだけ長い間することができるかという点に注目します。
住宅の場合、定期的なメンテナンスは必ず必要ですがそれとは別に、長く住み続けるならば住宅そのものが頑丈であることを大事です。

木の家でヒノキ材を使ったものが珍重される理由とは

一戸建て住宅は人生の中でも最大の買い物と言われるほどに高額な商品になりますが、それは生活を行いながら、購入してから長い年月を継続して持ち続けることを前提にしているからです。
現在は一戸建て住宅もその価値の大部分は土地価格になっていて、住宅に関してはコストパフォーマンスのいい建築方法が考えられたのでそこまで高くなっていませんが、いつまでも建築当初の状態を維持したい場合は工法だけでなく、使われる材料も吟味しないといけないでしょう。
住宅は古くから木材を使った木の家が主流でしたが、これは木材が入手しやすく加工も簡単にできたからです。
時代と共に木の家からコンクリートと鉄筋を使ったものが好まれるようになりましたが、今でも木材住宅は一定の割合で選ばれています。
古くから木の家に最適な木材はヒノキと言われていますが、これは腐食しにくく皮を取り除いて加工を施すと見事なほどの光沢が生じて見栄えがいいからです。
現在の木材住宅では杉が多く使われますが、杉は腐食しやすく適切にメンテナンスを繰り返さなければすぐに傷んでしまいやすくなってしまいます。
それに対してヒノキは木材が持っている成分で害虫が発生しにくく、硬いので変形も起きにくいのですが、栽培が難しいので流通量が少なくなっていることから、その価格が下がらない木材の代表です。